大阪技術センター
2020年に誕生したばかりの
最も新しい技術開発の拠点。
いま急成長を続けています。
大阪技術センターは2020年に開設した当社で最も新しい開発拠点です。IoT、ディープラーニング、ビッグデータ解析などの技術開発にも強みを持っており、住宅やマンションをスマート化するシステム、さらにはオフィスビルの居住空間の未来を創造するシステムづくりにも携わっています。
担当事業
各拠点のリーダーに聞く
INTERVIEW with LEADERS
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大阪技術センター
次長K.T.
大阪技術センターで行っている主要な事業を教えてください。
IoTを中心にした事業で、住宅IoTと非住宅IoTという分野です。
大きなくくりで言うと、住宅IoTや非住宅IoTという分野で、IoT関連のシステム開発をメインに取り組んでいます。センサー、デバイス、あとはデータを収集するサーバーのアプリケーションやモバイルのアプリケーション、それらをつなぐネットワークにも関わっています。ゆくゆくはこれら全体をワンストップで対応できるような集団になることをめざしています。
現在は組み込み系のデバイスに、ネットワークの技術を用いた通信機能をのせるという仕事が多いのですが、最近ではサーバーの開発やデータの参照、モバイルアプリケーションの開発も手がけることが多くなり、仕事の領域が徐々に広がってきています。
技術的な視点から見ると、どんな仕事になりますか。
エッジコンピューティング、クラウドコンピューティング、ネットワークコンピューティング。
この3つにほぼ集約されます。
大まかに要約すると、エッジコンピューティングについていえば、いままでのデバイスはセンサーの機能のみを担うことがほとんどでしたが、最近ではデバイス側、すなわちエッジで処理したものをサーバーに上げるかたちが主流になってきました。顔認証システムもそうですね。クラウドコンピューティングは当社の福岡技術センターでも数多く手がけていますが、エッジ側で収集したデータをサーバーに上げ、AIで分析したり、仕組みをつくったりしてユーザーが使いやすいサービスとして提供します。これらをつなぐのがネットワークコンピューティングです。
大阪技術センターならではの戦略のようなものはありますか。
研究開発からプロジェクトに参画できるように
お客様とのつながりを大切にしています。
顧客企業に研究開発部門があり、そこのお客様とのつながりが深く、新しい技術や新しいチップをどう活かすかという要素技術の開発からプロジェクトに携わることがあります。実際にその技術が使える段階になった際に、商品開発部門のお客様にご紹介いただくケースもあり、また、新しい技術への挑戦そのものが得難い経験となるので、できる限り研究開発の段階でプロジェクトに参画したいという思いがあります。
大阪技術センターの強みはどんなところにあると思いますか。
柔軟な対応力と粘り強い課題解決の支援。ここに強みがあります。
私たちには2つの対応力があると考えています。1つめは技術の対応力です。技術調査、試作評価・検証、PoC(Proof of Concept:概念実証)対応から、お客様の立場に立って密に連携しながら粘り強く解決の支援ができるという技術対応力です。2つめは開発の対応力です。システム要件から評価まで一貫してお客様とよく相談し、プロジェクトを成功に導く柔軟な開発対応力です。
いまは、どんどん提案していこうという次のフェーズに行こうとしているところです。
全社的にも同じ思いだと思いますが、大阪では特に強く意識しています。
最近の成功事例、あるいは手応えを感じたことはありますか。
設立から数年で、ここまで成長できたことが成功事例だと思います。
大阪での事業は2019年に1名のメンバーでスタートしましたが、信頼して仕事を任せてくださるお客様やメンバーみんなの頑張りに恵まれ、会社の後押しもあり、わずか数年で大きな成長を遂げることができ本当に感謝しています。もちろん手応えを感じた仕事も少なくありませんが、大阪技術センターの成長そのものが成功事例ではないでしょうか。いまは成長の途中段階なので、これからまだまだ伸びしろがあると考えています。