名古屋技術センター
日本のモノづくりの中心部で製造業や社会インフラエネルギー分野のDXをサポートしています。
日本のモノづくりの中心地のひとつ、中部エリアに位置する名古屋技術センター。グローバルに展開する地元の大手メーカーを主な顧客企業とし、その基幹業務システムの開発に取り組んでいます。製造業においては、販売、生産管理、在庫管理、原価管理を一貫して行うことができるシステムを開発しています。社会インフラエネルギーの分野では、設備資産管理、作業標準管理、予防保全管理など、基幹業務の統合管理を支えるシステムの開発を行っています。
担当事業
各拠点のリーダーに聞く
INTERVIEW with LEADERS
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名古屋技術センター
課長O.A.
名古屋技術センターで行っている主要な事業を教えてください。
デジタルマニュファクチャリングとエンタープライズアセットマネジメントという2つの領域がメインです。
グローバルに展開する大手自動車メーカー、社会インフラエネルギー供給企業。この2つの顧客企業のシステム開発が柱になっています。専門的な言葉でいうと、メーカーに向けた「デジタルマニュファクチャリング」、エネルギー供給企業に向けた「エンタープライズアセットマネジメント(EAM)」という領域になります。
2つの主要事業について、わかりやすく説明してください。
製造工程におけるデジタル技術の活用
「デジタルマニュファクチャリング」とは、製造工程におけるデジタル技術の有効活用のことをいいます。部品・資材調達から設計・製造・検査工程のプロセスの最適化を推進したり、属人的な作業を排し、リアルタイムに状況を把握・対応することで、生産効率向上や安全性の確保に大きな役割を果たします。
設備などの資産管理の効率化・高度化
「エンタープライズアセットマネジメント(EAM)」とは、組織が持つさまざまな資産を効率的に管理するためのプロセスやシステムを意味します。資産台帳の登録、保全計画、作業指示管理、調達・在庫管理。こうした資産の情報に紐づく業務データを一元管理することで、効率化・高度化したインテリジェントな設備管理を実現します。
名古屋技術センターならではの戦略のようなものはありますか。
お客様の懐に飛び込んで課題を解決することを心がけています。
顧客企業との関係が深く、独特の世界観を持つお客様の企業文化に寄り添って仕事をするようなところがあります。お客様が困っていることを解決するには、業務のことをきちんと理解しなくてはならないため、お客様の懐に飛び込んでソリューションに取り組んできました。そんな背景もあり、最近では上流の工程から関わらせていただく仕事が増えてきました。
名古屋技術センターの強みはどんなところにあると思いますか。
さまざまな要望に向き合う対応力を身につけた点だと思います。
お客様の懐に飛び込むという話をしましたが、強みのようなものは、まさにそこにある気がします。顧客企業としては懐に飛び込んできた以上、業務の不安や課題にしっかり向き合ってほしいという思いがあります。多様な要望にいかに応えられるか、問われることが多いですね。
例えば、「ひとまずOSやミドルウェアを刷新あるいはバージョンアップしたい。その後で、アプリケーションの改善を考えたい。」といった要望に、お客様の状況にあった最適解をご提案する必要があります。
システムを納品して終わりではなく、お客様の問題解決の行く末を見守り、真の顧客満足に届くようなサービスができてこその信頼関係だと実感しています。
これから強化したいことや将来に向けた構想はありますか。
DX化推進にチャレンジする企業様にとって、身近で心強い第一のパートナーでありたい。
顧客に寄り添い問題を解決するところから、さらに一歩踏み出していきたいと思っています。レガシーシステムの切替や更新を考えたいが、失敗したくない、不安がある、コストを抑えたい。こうしたさまざまな悩みを抱えている企業様のDX化推進に対し、 一緒に悩み、挑戦・成長していけるような身近で心強い第一のパートナーでありたいと考えています。